アンチエイジングの豆知識です
アンチエイジング豆知識
トランス脂肪酸 <NEW>
2%トランス脂肪酸は、10本のタバコに匹敵します。
更年期のLH
最近の研究から、更年期以降にLHが極めて高いと、アルツハイマー発症のリスクが高いことが判明しました。
世界中で長生きすると言われている職業は!?
僧侶です!
洋の東西も宗教の種類も問わず、お坊さんに長生きの方が多いようです。それは世界中のアンチエイジングドクターの共通認識でもあります。
病気の治療目的で来られた方に「治療法は?」と尋ねられ、「瞑想です」と答えると、とても馬鹿にされますが。
あなたのストレスを科学的な手法で評価して、アンチエイジングや病気の予防につなげてみませんか?
ストレスがあるとつい甘いものを食べてしまう!
ストレスが多いと、ついつい甘いものに手が伸びてしまう方も多いのでは?
ストレスが続くと脳の中では、セロトニンという神経伝達物質が減少します。このセロトニンの元となる材料は、トリプトファンと言うアミノ酸。このトリプトファンを脳の中に入れる時に必要なのが、甘いものを食べた時に膵臓から分泌されるインスリン。だから甘いものを食べて、インスリンを出そうと懸命なのです。
セロトニンが減るのはうつのもと。
ストレスはエイジングを加速させる万病のもと。
あなたもヨーロッパ流にストレスラボで、ストレスチェックしてみませんか?
記憶力が悪いのは。。。
最近物忘れがひどくて。。何も高齢者の話ではありません。
肉体的、精神的なストレスに曝されるとコルチゾルと言う、抗ストレスホルモンが副腎から分泌されます。長期にわたるストレスでは、コルチゾルも高値のままに留まります。そしてこの高値のコルチゾルに脳の海馬と言うところが曝されると、海馬はやがて萎縮してしまいます。海馬は脳のメモリー領域、だから慢性のストレスでは、記憶力が悪くなってしまうのです。先々にはアルツハイマーの恐れも。
ストレスラボで、神経伝達物質やホルモンを確認してみませんか?
ぐったりと燃え尽きた。。
ストレスが長引くと、副腎からのコルチゾルがやがて枯渇してしまいます。抗ストレスホルモンがなくなるのですから、慢性的な疲労になってしまいます。国際的にはこの状態を「burn out」と呼んでいます。燃え尽きた。。
不妊の原因
不妊の原因は晩婚化だけではありません。もちろん様々な原因が挙げられますが、特に注意をしたいのがストレスの影響。ストレスは、例えば、精巣周辺の血液の流れを悪くしてしまうので、真っ先に男性ホルモンが大きく減少してしまいます。また精子数も減少してしまいます。
だからストレスラボもホルモンチェックをお忘れなく。
免疫力低下!?
脳は交感神経と副交感神経とからなる自律神経を介して、からだに指令を与えているのですが、免疫細胞にもこの自律神経を通じて指令を与えています。ストレス下では、脳が免疫が下がる指令を出すのです。ストレスは精神的なものだけでなく、戦争や暴力、暴行、虐待、手術などの肉体的なストレスがあります。つまりストレスそのものが、炎症を起こすのです。
○○療法!?
ホルモン補充療法や栄養療法など、○○療法を必要とする段階は、すでに病気の発症段階です。アンチエイジングはその前から始めましょう!
例えばホルモン補充の準備は、閉経を待つのではなく40歳頃です。適切に準備を進めることで、ベストのタイミングで、安全に、そして長期の補充さえ可能になります。早めの取り組みで、何より体型の維持も可能です!
エイジングを遅らせることが !
エイジングを遅らせることが唯一、加齢関連疾患を遅らせ、有病期間を短縮するために効果的な方法であると考えられています。
はげ頭
ホルモンの影響で、M字型にだんだんと禿げ上がっていく男性を見かけますが、そのような方は今後の糖尿病の発症にご注意ください。
昼食後の眠気。。。
短時間の昼寝は健康にプラスの作用をしますが、男子が昼食後に眠気を催すのは、もしかしたらテストステロン(男性ホルモン)が足りていないのかもしれません。テストステロン不足の症状は他にも、全身のパワーの喪失、やる気が起きない、性欲減退、つむじ曲がり、集中力に欠けるなどがあります。男子は自分は健康であるという思い込みが強いので、こんな症状の男子は一度、思い切ってホルモンをチェックしてみましょう!
心臓を取り巻く脂肪!
更年期後期や閉経後では、それ以前に比べて平均で約10%増もの脂肪が心臓を取り巻いています。もちろん生命のリスクでもありますが、これはエストロゲンが低下することによるものです。このことからもホルモンを維持することはアンチエイジングにとって重要です。
チャンスは3年以内!
いくつからでもホルモンを維持できると思っていませんか?チャンスは閉経後わずか3年以内。閉経したら一刻の猶予もなく開始するのが理想。直ちに始められるように、事前の身体準備を忘れずに!!
タンパク質をたくさん食べるってそんなにいいの!?
タンパク質を豊富に摂るレジュメは昨今、国内外でいくつも見かけます。
しかし、炭水化物を減らして、チーズや肉•魚類、豆類などをたくさん摂っていると、2型糖尿病のリスクが高まることが、ヨーロッパの疫学調査から判明しています。
特に普通の体型の人の方は、太めの人に比べて、性別を問わずにそのリスクが高まります。
点滴でアンチエイジングって本当!?
残念ながら私たちは、まだ若返りの泉を手に入れていません。
ビタミン点滴を定期的に受けてさえいれば、あるいはサプリメントを摂ってさえいればアンチエイジングなどというのは、夢の話です。科学的根拠もありません。場合によっては有害でさえあります。
だからこそアンチエイジングは毎日毎日が戦いで、自らが実践して行かなければならないのです。
サプリメントはどれも安全!?
科学は日進月歩です。最新の知見によれば、そこらじゅうで売られているビタミンやミネラルの中にも、わざわざ買ってまで摂らない方が良いものも散見されます。
日本の長寿は世界の注目の的!?
和食のヘルシーなイメージも手伝って、日本人の生活習慣にこそ長寿の秘訣があるように錯覚されがちですが、世界中の研究者が注目しているのは、OKINAWA (沖縄)です。しかも米軍統治前の沖縄の食べ物や生活習慣が研究の対象になっています。それ以外は西洋化されている事を良く知っているので、あまり興味の対象になっていません。
カロリー制限で寿命が延びるって本当!?
生物の寿命を延伸させるカロリー制限(caloric restriction, CR)ですが、ヒトを用いた研究は未だ示されていません。CRの研究者であり、「マキシマム ライフスパン」、「120歳の食事」、「食事制限による加齢と病気の遅延」などCRの寿命延伸についての著書を持ち、また自らもCRを実践したロイ ウォルフォードは、筋萎縮性側索硬化症(ALS)により79歳でその生涯を閉じています。
運動はジムに通えばいいの!?
運動を始めるに当たって、特別な場所は要しません。まずは家の中でも、家の周りででも歩きましょう! スーパーの駐車場で、入り口から一番遠いところに車を停めて歩きましょう!! 一駅手前で電車を降りて、会社まで歩きましょう!!! とにかく足を使って歩きましょう!!!!
特別の場所に行かなければできない運動習慣は、避けた方が賢明です。そこに行かない限り運動しなくなってしまいますから。
"Born to run" ヒトは走るために生まれてきたのですから!
私ってストレス過多!?
当院でモニターしてみましょう!
ストレスは本来、動物が敵と戦い、あるいは逃げるための生理的な反応ですが、現代の私たちにとっては厄介な存在になりつつあります。日常の会話でもしばしば「ストレスが多くて•••」と使いますが、単なる気持ちの問題ではありません。神経伝達物質やホルモン等のバランスが複雑に関与しています。
会社でのストレス、家族との会話でリラックスなど、明確に見えてきます。
当院ではご自身のストレス状態を科学的に測定して、客観的に評価いたします。
歯ぐきからの出血は不眠の原因!?
歯周病の主症状は歯ぐきからの出血ですが、歯周病は睡眠障害の原因となり得ます。
寝付けない、中途覚醒などはつらいものですが、習慣的に身体に負担のかかる薬を飲むのではなく、まずその原因を多角的に調べてみて、場合によっては代替となる自然ハーブ類を試してみてはいかがでしょうか?
見た目が老けている70歳以上の人は余命が短い!?
デンマークでの研究です。看護師さんなど41人の協力により、70歳以上、913組(1826人)の双子の写真で見た目の年齢を見比べました。そのうち老け方に差があった組を追跡調査したところ、見た目が老けている方が早く死にました。
自分の力が最大限発揮できる栄養素がある!?
試験やスポーツの大会、お仕事の大切な場面で、自分の力が最大限発揮できる栄養素が検査でわかります。
ここぞという時に備えて、自分が普段どんな栄養素の摂取を心掛ければよいのか解明できます。
野菜ジュースは体に良いって本当!?
スーパーの店頭や新聞などなど、野菜ジュースの広告を目にしない日はありませんが、本当に野菜ジュースは健康に良いのでしょうか?答えは×。
野菜ジュースには飲み易くするため果汁も加えてあります。これを空腹時に摂ることで血糖値が急上昇。その後には血糖値の急下降を招き、低血糖症の原因にもなりかねません。もちろん糖化最終産物(AGEs)の蓄積にもつながり、老化を進めかねません。
天然ビタミンCって本当!?
良く店頭で見かけるのが、天然ビタミンCを売りにした商品。アセロラから抽出しましたとか、キーウィからとか色々な宣伝文句が並んでいます。これらの商品は本当に天然由来のビタミンC含有の商品なのでしょうか?
果物などからビタミンCを抽出すると、かかるコストは1gを得るのに約数十万円。
工業的にブドウ糖から製造されるビタミンCも天然ビタミンCも化学構造式は全く同じで、効果効能も同じであることを考えると、天然と言う言葉に惑わされない方が賢明のように思います。
プルーンで鉄補給って本当!?
女性の味方のように人気の高いプルーンですが、果たして本当にプルーンで鉄補給が出来るのでしょうか?
答えは×でむしろ逆効果。
プルーンに含まれる鉄は、無機鉄です(病院で処方される鉄剤も無機鉄です)。無機鉄は小腸で吸収しにくいだけでなく、プルーンに含まれるペクチンが他の食品中の鉄もからめて、便中に排泄してしまいます。
スーパーマーケットの正しい歩き方!?
自らの健康のために、食べるべき食材を選ぶことはとても楽しいことです。そこでスーパーマーケットの歩き方のポイントをひとつ。
入口から入ったら、なるべく外周部分を通って、食材を選ぶこと!
できるだけ新鮮な食材を手に入れましょう。
中央部分には加工食品が多く、糖質を多く含む食べ物の誘惑が満ち溢れています。
どうしても必要なものがあるときは、原材料のラベルのチェックもお忘れなく。
マグロ好きはご注意!?
寿司ネタなどとして特に日本人に人気の高いマグロですが、海の生き物の食物連鎖の頂点に近いマグロなどの大型魚には、水銀がかなり濃縮されて含まれています。また、妊娠中のお母さんが避けるべき魚種については、厚生労働省から注意喚起が出されています。
有害重金属の排泄には個人差があることから、気になる方は一度調べられてはいかがでしょうか?