冬至と生体リズム

2012年12月21日 金曜日

皆様、こんにちはhappy01
今日12月21日は冬至。かぼちゃを食べたり、ゆず湯に入ったりされましたか?

冬至は一年のうちで最も昼が短い日。太陽の力が最も弱まる日です。
日が短く、草木は枯れ、生き物の姿を見ることも少なくなるため、死に一番近い日として、その厄を払うために「冬至」=「湯治」spaをおこなったのが、ゆず湯のおこりだそうです。

一方、弱まった太陽はこの日からふたたび強くなっていくことから、冬至は「太陽の誕生日birthday」とも考えられています。
一年間の太陽sunの恵みに感謝し、次の一年も無事に太陽が廻ってくるように祈りをささげる日でもあるのです。

さて、この太陽sun、私達の生体リズムにも深く関わります。
24時間サイクルの生体リズムは地球の自転という物理現象を反映したもの。そして、宇宙のリズムと人体のリズムを同期させるのが、太陽の光shineです。
私達の体を構成する60兆個もの細胞すべてに時計clockがあり、太陽のエネルギーを効率よく安全に利用しながら、生体リズムを刻んでいます。

脳の時計(視交叉上核)が狂えば睡眠リズムsleepyが乱れ、身体の時計(末梢時計)が狂えば癌や高血圧などの生活習慣病annoyに進展しやすくなることが知られています。

今日は太陽sunの恵みに感謝すると同時に、生体リズムという点からご自身のライフスタイルrunを見直してみてはいかがでしょうか。

投稿者:滝歯科医院

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