途上国でも生活習慣病

2012年12月18日 火曜日

皆様、こんにちはhappy01
先日のLancetから興味深い疫学データが報告されましたので、ご紹介したいと思います。
1990年から2010年までの20年間における途上国を含む世界187カ国の病気や死亡に関するデータmemoを分析したもの。

世界の人々の健康を脅かす最も大きな要因は・・・
1990年では、栄養失調shockによる子どもの低体重。
一方、2010年では、
one高血圧
two喫煙smoking
threeアルコール摂取beer
 
たった20年の間に、世界全体で疾病構造が大きく変わり、もはや途上国においても、栄養失調や感染症などではなく、肥満pigなどにより引き起こされる生活習慣病の健康リスクimpactが問題となっているのです。
今後、全世界の保健医療の中心そのものが、生活習慣病や精神疾患などの予防や対策に変わっていくことと思います。
もちろん私達も、アンチエイジングという究極の予防医学shineを通じて、日本の医療・世界の医療に貢献していきたいと思います。

投稿者:滝歯科医院

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