メディカルサロン ナチュラルデンティストリー Blog
2012年12月22日 土曜日
フンザの長寿の秘訣
皆様、こんにちは。
フンザという地名、ご存知でしょうか?
中央アジアに位置し、アフガニスタン、中国、インドに接したパキスタンの山奥・・・。
数千メートル級の山々に囲まれ、自然に恵まれた美しい場所です。
3-4月にはアプリコットの花が桃色のじゅうたんのように咲き乱れ、花の桃源郷とも呼ばれています。
アニメ「風の谷のナウシカ」のモデルとも言われ、日本人の観光客にも人気のようです。
さて、フンザは「長寿の里」としても有名。
フンザの人々は以前から気だてがよく、怖いもの知らずで健康に恵まれ、体力もあり、長寿であることがヨーロッパの人々に間に知られていました。
彼らの長寿の秘訣は・・・
第1は食事。自然から取れる豆、小麦、果実、乳製品がたっぷりの食事。特にアプリコットが多く、果実だけでなくオイルもたくさん使う。
第2は運動。フンザでは男も女も畑仕事、ヤギや羊をつれて山に行く。
第3は山ののんびりとした暮らし。
だとか。私達も大いに学ぶところがありそうです。
知名度が上がるにつれ、フンザに多くの旅行者や研究者が訪れるようになりました。
彼らが文明を運んでくるとともに、土地の汚染が進み、食生活にも加工食品などの西洋の食事の影響が。
「最後の秘境」フンザでも、残念ながら、最近は病気や様々な弊害が生まれているようです。
フンザという地名、ご存知でしょうか?
中央アジアに位置し、アフガニスタン、中国、インドに接したパキスタンの山奥・・・。
数千メートル級の山々に囲まれ、自然に恵まれた美しい場所です。
3-4月にはアプリコットの花が桃色のじゅうたんのように咲き乱れ、花の桃源郷とも呼ばれています。
アニメ「風の谷のナウシカ」のモデルとも言われ、日本人の観光客にも人気のようです。
さて、フンザは「長寿の里」としても有名。
フンザの人々は以前から気だてがよく、怖いもの知らずで健康に恵まれ、体力もあり、長寿であることがヨーロッパの人々に間に知られていました。
彼らの長寿の秘訣は・・・
第1は食事。自然から取れる豆、小麦、果実、乳製品がたっぷりの食事。特にアプリコットが多く、果実だけでなくオイルもたくさん使う。
第2は運動。フンザでは男も女も畑仕事、ヤギや羊をつれて山に行く。
第3は山ののんびりとした暮らし。
だとか。私達も大いに学ぶところがありそうです。
知名度が上がるにつれ、フンザに多くの旅行者や研究者が訪れるようになりました。
彼らが文明を運んでくるとともに、土地の汚染が進み、食生活にも加工食品などの西洋の食事の影響が。
「最後の秘境」フンザでも、残念ながら、最近は病気や様々な弊害が生まれているようです。
投稿者 滝歯科医院 | 記事URL
2012年12月21日 金曜日
冬至と生体リズム
皆様、こんにちは。
今日12月21日は冬至。かぼちゃを食べたり、ゆず湯に入ったりされましたか?
冬至は一年のうちで最も昼が短い日。太陽の力が最も弱まる日です。
日が短く、草木は枯れ、生き物の姿を見ることも少なくなるため、死に一番近い日として、その厄を払うために「冬至」=「湯治」をおこなったのが、ゆず湯のおこりだそうです。
一方、弱まった太陽はこの日からふたたび強くなっていくことから、冬至は「太陽の誕生日」とも考えられています。
一年間の太陽の恵みに感謝し、次の一年も無事に太陽が廻ってくるように祈りをささげる日でもあるのです。
さて、この太陽、私達の生体リズムにも深く関わります。
24時間サイクルの生体リズムは地球の自転という物理現象を反映したもの。そして、宇宙のリズムと人体のリズムを同期させるのが、太陽の光です。
私達の体を構成する60兆個もの細胞すべてに時計があり、太陽のエネルギーを効率よく安全に利用しながら、生体リズムを刻んでいます。
脳の時計(視交叉上核)が狂えば睡眠リズムが乱れ、身体の時計(末梢時計)が狂えば癌や高血圧などの生活習慣病に進展しやすくなることが知られています。
今日は太陽の恵みに感謝すると同時に、生体リズムという点からご自身のライフスタイルを見直してみてはいかがでしょうか。
今日12月21日は冬至。かぼちゃを食べたり、ゆず湯に入ったりされましたか?
冬至は一年のうちで最も昼が短い日。太陽の力が最も弱まる日です。
日が短く、草木は枯れ、生き物の姿を見ることも少なくなるため、死に一番近い日として、その厄を払うために「冬至」=「湯治」をおこなったのが、ゆず湯のおこりだそうです。
一方、弱まった太陽はこの日からふたたび強くなっていくことから、冬至は「太陽の誕生日」とも考えられています。
一年間の太陽の恵みに感謝し、次の一年も無事に太陽が廻ってくるように祈りをささげる日でもあるのです。
さて、この太陽、私達の生体リズムにも深く関わります。
24時間サイクルの生体リズムは地球の自転という物理現象を反映したもの。そして、宇宙のリズムと人体のリズムを同期させるのが、太陽の光です。
私達の体を構成する60兆個もの細胞すべてに時計があり、太陽のエネルギーを効率よく安全に利用しながら、生体リズムを刻んでいます。
脳の時計(視交叉上核)が狂えば睡眠リズムが乱れ、身体の時計(末梢時計)が狂えば癌や高血圧などの生活習慣病に進展しやすくなることが知られています。
今日は太陽の恵みに感謝すると同時に、生体リズムという点からご自身のライフスタイルを見直してみてはいかがでしょうか。
投稿者 滝歯科医院 | 記事URL
2012年12月20日 木曜日
書く力
皆様、こんにちは。
今年の年間ベストセラー第一位は阿川佐和子さんの「聞く力」。累計100万部に達し、今年の新刊で初のミリオンセラーとなったそうです。
お読みになりましたでしょうか?
さて、コミュニケーションの基本は、
話すこと、
聞くこと、
書くこと、
読むこと の4つ。
コミュニケーションには、「話す力」も「聞く力」も「書く力」も「読む力」もどれも大切ということですね。
最近では携帯電話やパソコンが普及し、コミュニケーションツールが多様化しています。
メール、ブログ、フェイスブックなど・・・手軽に情報発信できるツールが次々と登場しています。
私自身、こうしてホームページ上でブログを綴ることなど、一昔前には想像もしていませんでした。
世の中全体で、文章を「書く」機会がどんどん増えてきています。
書くことは単なる情報発信ではなく、コミュニケーション。
相手に伝わって初めて成立するもの。
私達もこのブログを通じて、「書く力」を養いつつ、アンチエイジングにまつわる情報を多くの方に分かりやすくお伝えしていきたいと思っています。
今年の年間ベストセラー第一位は阿川佐和子さんの「聞く力」。累計100万部に達し、今年の新刊で初のミリオンセラーとなったそうです。
お読みになりましたでしょうか?
さて、コミュニケーションの基本は、
話すこと、
聞くこと、
書くこと、
読むこと の4つ。
コミュニケーションには、「話す力」も「聞く力」も「書く力」も「読む力」もどれも大切ということですね。
最近では携帯電話やパソコンが普及し、コミュニケーションツールが多様化しています。
メール、ブログ、フェイスブックなど・・・手軽に情報発信できるツールが次々と登場しています。
私自身、こうしてホームページ上でブログを綴ることなど、一昔前には想像もしていませんでした。
世の中全体で、文章を「書く」機会がどんどん増えてきています。
書くことは単なる情報発信ではなく、コミュニケーション。
相手に伝わって初めて成立するもの。
私達もこのブログを通じて、「書く力」を養いつつ、アンチエイジングにまつわる情報を多くの方に分かりやすくお伝えしていきたいと思っています。
投稿者 滝歯科医院 | 記事URL
2012年12月19日 水曜日
新型栄養失調
皆様、こんにちは。
昨日のブログで、栄養失調の話題に触れましたが、最近、日本でもにわかに話題となっているのは「新型栄養失調」という言葉。
皆様は、お聞きになったことはありますでしょうか。
テレビなどでは、70歳以上の高齢者の五人に一人が該当するとか、若いやせ型の女性にも急増中・・・などと報道され、警鐘を鳴らしています。多くの方が、「三食しっかり食べているのに今どき栄養失調なんて考えられない」と思われるかもしれません。
実は、この「新型栄養失調」、新型といえども取り立てて新しい概念ではありません。
私達オーソモレキュラー栄養療法を行う医師が常々「飽食の時代のように見えても、実は栄養欠損」とお伝えしていることに他なりません。
加工食品の多い食事や糖質の多い食事をしていませんか?
また、卵がコレステロールを上げる、肉は体に悪い、油は極力摂らないほうがよい・・・などの迷信に惑わされていませんか?
メディアでは、「新型栄養失調」の原因として、しばしばタンパク質不足による低アルブミン血症を取り上げていますが、現代人の栄養欠損はタンパク不足だけにとどまりません。
血液検査データを拝見すれば、タンパク以外も、ビタミン・鉄や亜鉛などのミネラル・コレステロールなど...さまざまな栄養素の不足が明らかです。
カロリー過多と、栄養が十分であることとは別もの。
ご自身やご家族が知らない間に「新型栄養失調」に陥っていることがありませんよう、一度血液検査をしてみてはいかがでしょうか。
昨日のブログで、栄養失調の話題に触れましたが、最近、日本でもにわかに話題となっているのは「新型栄養失調」という言葉。
皆様は、お聞きになったことはありますでしょうか。
テレビなどでは、70歳以上の高齢者の五人に一人が該当するとか、若いやせ型の女性にも急増中・・・などと報道され、警鐘を鳴らしています。多くの方が、「三食しっかり食べているのに今どき栄養失調なんて考えられない」と思われるかもしれません。
実は、この「新型栄養失調」、新型といえども取り立てて新しい概念ではありません。
私達オーソモレキュラー栄養療法を行う医師が常々「飽食の時代のように見えても、実は栄養欠損」とお伝えしていることに他なりません。
加工食品の多い食事や糖質の多い食事をしていませんか?
また、卵がコレステロールを上げる、肉は体に悪い、油は極力摂らないほうがよい・・・などの迷信に惑わされていませんか?
メディアでは、「新型栄養失調」の原因として、しばしばタンパク質不足による低アルブミン血症を取り上げていますが、現代人の栄養欠損はタンパク不足だけにとどまりません。
血液検査データを拝見すれば、タンパク以外も、ビタミン・鉄や亜鉛などのミネラル・コレステロールなど...さまざまな栄養素の不足が明らかです。
カロリー過多と、栄養が十分であることとは別もの。
ご自身やご家族が知らない間に「新型栄養失調」に陥っていることがありませんよう、一度血液検査をしてみてはいかがでしょうか。
投稿者 滝歯科医院 | 記事URL
2012年12月18日 火曜日
途上国でも生活習慣病
皆様、こんにちは。
先日のLancetから興味深い疫学データが報告されましたので、ご紹介したいと思います。
1990年から2010年までの20年間における途上国を含む世界187カ国の病気や死亡に関するデータを分析したもの。
世界の人々の健康を脅かす最も大きな要因は・・・
1990年では、栄養失調による子どもの低体重。
一方、2010年では、
先日のLancetから興味深い疫学データが報告されましたので、ご紹介したいと思います。
1990年から2010年までの20年間における途上国を含む世界187カ国の病気や死亡に関するデータを分析したもの。
世界の人々の健康を脅かす最も大きな要因は・・・
1990年では、栄養失調による子どもの低体重。
一方、2010年では、
高血圧
喫煙
アルコール摂取。
喫煙
アルコール摂取。
たった20年の間に、世界全体で疾病構造が大きく変わり、もはや途上国においても、栄養失調や感染症などではなく、肥満などにより引き起こされる生活習慣病の健康リスクが問題となっているのです。
今後、全世界の保健医療の中心そのものが、生活習慣病や精神疾患などの予防や対策に変わっていくことと思います。
もちろん私達も、アンチエイジングという究極の予防医学を通じて、日本の医療・世界の医療に貢献していきたいと思います。
もちろん私達も、アンチエイジングという究極の予防医学を通じて、日本の医療・世界の医療に貢献していきたいと思います。
投稿者 滝歯科医院 | 記事URL