メディカルサロン ナチュラルデンティストリー Blog
2012年12月31日 月曜日
腹七分が基本
皆様、こんにちは。
先日27日、日野原重明先生の講演会が、一宮市で開催されました。
日野原先生は現在101歳。
聖路加国際病院で現役医師としてご活躍です。
なんと、2020年の誕生日までご講演のスケジュールが入っているそうですから、驚きです。
そんな日野原先生のお食事は「腹七分」が基本とか。
健康を維持するには、「30歳の時の体重を基準に、年をとっても体重と腹位を維持することが理想的」だそうです。
日本の100歳以上の人口は年々増え続け、2012年は51,376人。
すでに、5万人を突破しています。
日野原先生は腹七分ですが、貝原益軒の養生訓による長寿のコツは腹八分。
アンチエイジングにおけるカロリーリストラクションは、すでにことわざとして、日本の文化として浸透しています。
素晴らしいですね
そういえば、10月に院長とともに参加したAmerican Dental AssociationのAnnual Sessionでも、「Harahachibu」として紹介されていました。
アメリカ人の講師の先生が真顔で「ハラハチブー」と「ブー」にイントネーションをつけるのが妙におかしくて、思わず笑っていました。
お正月も、腹八分、できれば腹七分を心がけたいと思います。
先日27日、日野原重明先生の講演会が、一宮市で開催されました。
日野原先生は現在101歳。
聖路加国際病院で現役医師としてご活躍です。
なんと、2020年の誕生日までご講演のスケジュールが入っているそうですから、驚きです。
そんな日野原先生のお食事は「腹七分」が基本とか。
健康を維持するには、「30歳の時の体重を基準に、年をとっても体重と腹位を維持することが理想的」だそうです。
日本の100歳以上の人口は年々増え続け、2012年は51,376人。
すでに、5万人を突破しています。
日野原先生は腹七分ですが、貝原益軒の養生訓による長寿のコツは腹八分。
アンチエイジングにおけるカロリーリストラクションは、すでにことわざとして、日本の文化として浸透しています。
素晴らしいですね
そういえば、10月に院長とともに参加したAmerican Dental AssociationのAnnual Sessionでも、「Harahachibu」として紹介されていました。
アメリカ人の講師の先生が真顔で「ハラハチブー」と「ブー」にイントネーションをつけるのが妙におかしくて、思わず笑っていました。
お正月も、腹八分、できれば腹七分を心がけたいと思います。
投稿者 滝歯科医院 | 記事URL
2012年12月30日 日曜日
2012年
2012年も間もなく終わろうとしています。
最先端の医療情報を得るため、国内で開催された研修会だけではなく、今年もいくつかの海外研修に参加しました。
その機会にお話を伺うことのできた先生方を、年の瀬に総括します。
5月
点滴療法研究会会長の柳澤先生が会長を務められている、国際オーソモレキュラー学会に参加しました。
ビタミンCのトーマス レビ先生。
ホルモン補充療法のジョナサン ライト先生夫妻。
学会後に訪問した旧知のカルガリー在住のスリブニー先生。
スリブニー先生から紹介してもらったエバンス先生。北米の歯科診療は日本とかなり異なっています。
9月
IAOMTに参加。
アマルガム除去で有名なハル ハギンス先生。
10月
ADAに参加。
サンフランシスコ開業のデービッド ロスマン先生の診療室を見学。
パシフィック大学歯学部見学。案内は日系のハヤシダ先生。
来年も百聞は一見に如かずで行きたいと思います。
今年一年皆様ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
最先端の医療情報を得るため、国内で開催された研修会だけではなく、今年もいくつかの海外研修に参加しました。
その機会にお話を伺うことのできた先生方を、年の瀬に総括します。
5月
点滴療法研究会会長の柳澤先生が会長を務められている、国際オーソモレキュラー学会に参加しました。
ビタミンCのトーマス レビ先生。
ホルモン補充療法のジョナサン ライト先生夫妻。
学会後に訪問した旧知のカルガリー在住のスリブニー先生。
スリブニー先生から紹介してもらったエバンス先生。北米の歯科診療は日本とかなり異なっています。
9月
IAOMTに参加。
アマルガム除去で有名なハル ハギンス先生。
10月
ADAに参加。
サンフランシスコ開業のデービッド ロスマン先生の診療室を見学。
パシフィック大学歯学部見学。案内は日系のハヤシダ先生。
来年も百聞は一見に如かずで行きたいと思います。
今年一年皆様ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
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2012年12月29日 土曜日
Keep moving!
皆様、こんにちは。
前回、前々回に続き、子どもたちの肥満にまつわる話を続けます。
「子どもたちの肥満を防ぐために、運動の機会を増やそう!」という取り組み、アメリカの小学校ではすでに行われています。
BOKS活動という運動プログラムです。お聞きなったことはありますでしょうか?
昨年の秋、この活動を行うハーバード大学のJohn J Ratey先生は福島を訪れ、BOKSの運動プログラムを行ったそうです。
そして、運動を通じて元気になる子どもたちの様子を目の当たりにしたそうです。
すでにアメリカのある高校では、
「子供たちの肥満を減らそうと、授業の前に運動するようにしたところ、肥満の生徒が減っただけでなく、世界の共通テストで理科で世界一、算数で6位になった」
という素晴らしい結果も出ているそうです。
体を鍛えると、目に見える筋肉だけでなく、脳も鍛えられるということが、科学的にも証明されつつあります。
ちなみに、
椅子よりもバランスボールの方が、仕事の効率がよい。
会議はトレッドミルで歩いて行った方が、よい意見が出る。
とのこと。
John J Ratey先生の「Keep Moving!」を合言葉に、このお正月も、なるべく「じっとしないでこまめに動く」ことを心がけたいと思います。
前回、前々回に続き、子どもたちの肥満にまつわる話を続けます。
「子どもたちの肥満を防ぐために、運動の機会を増やそう!」という取り組み、アメリカの小学校ではすでに行われています。
BOKS活動という運動プログラムです。お聞きなったことはありますでしょうか?
昨年の秋、この活動を行うハーバード大学のJohn J Ratey先生は福島を訪れ、BOKSの運動プログラムを行ったそうです。
そして、運動を通じて元気になる子どもたちの様子を目の当たりにしたそうです。
すでにアメリカのある高校では、
「子供たちの肥満を減らそうと、授業の前に運動するようにしたところ、肥満の生徒が減っただけでなく、世界の共通テストで理科で世界一、算数で6位になった」
という素晴らしい結果も出ているそうです。
体を鍛えると、目に見える筋肉だけでなく、脳も鍛えられるということが、科学的にも証明されつつあります。
ちなみに、
椅子よりもバランスボールの方が、仕事の効率がよい。
会議はトレッドミルで歩いて行った方が、よい意見が出る。
とのこと。
John J Ratey先生の「Keep Moving!」を合言葉に、このお正月も、なるべく「じっとしないでこまめに動く」ことを心がけたいと思います。
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2012年12月28日 金曜日
「原発事故後 福島の子 肥満急増」:その2
皆様、こんにちは。
昨日の続き、糖質過多についての話です。
砂糖などの糖質を摂ると、脳の報酬回路に信号が送られます。
すると、脳からドパミンが分泌され、人は快感を覚えるようになります。
これが、ドパミン報酬系です。
甘いものを食べるとホッとするのは、このためです。
しかし、糖質を摂り続けていると、脳からドパミンが出続け、次第に枯渇し、コントロールが効かなくなります。
少しでも糖質が足りなくなると、脳が強く要求し、イライラしたり、気分が落ちてしまったり・・・。
最近では、糖質依存症、糖質中毒などとも呼ばれています。
血糖調節障害や低血糖症の名もよく知られるようになりました。
多くのストレスを抱えた福島の子どもたち、心を癒すために、知らず知らずのうちに糖質過多の生活を送ってはいないでしょうか?
運動の機会を増やすアプローチだけでなく、お食事の内容を見直す栄養アプローチも行っていただきたいと切に思います。
昨日の続き、糖質過多についての話です。
砂糖などの糖質を摂ると、脳の報酬回路に信号が送られます。
すると、脳からドパミンが分泌され、人は快感を覚えるようになります。
これが、ドパミン報酬系です。
甘いものを食べるとホッとするのは、このためです。
しかし、糖質を摂り続けていると、脳からドパミンが出続け、次第に枯渇し、コントロールが効かなくなります。
少しでも糖質が足りなくなると、脳が強く要求し、イライラしたり、気分が落ちてしまったり・・・。
最近では、糖質依存症、糖質中毒などとも呼ばれています。
血糖調節障害や低血糖症の名もよく知られるようになりました。
多くのストレスを抱えた福島の子どもたち、心を癒すために、知らず知らずのうちに糖質過多の生活を送ってはいないでしょうか?
運動の機会を増やすアプローチだけでなく、お食事の内容を見直す栄養アプローチも行っていただきたいと切に思います。
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2012年12月27日 木曜日
「原発事故後 福島の子 肥満急増」:その1
皆様、こんにちは。
昨日の新聞の見出しに、「原発事故後 福島の子 肥満急増」の文字。
胸が痛くなりました。
皆様は、この記事をお読みになりましたか?
文部科学省が発表した今年度の学校保健統計調査によりますと・・・
男女を合わせた肥満の比率は、
5-9歳の各年齢で全国で最も高く1位、10歳と11歳も2位。
特に、
男子は6歳が11.42%に(2010年は6.18%)
女子は8歳が14.61%に(2010年は8.11%)
と、急増しているようです。
福島県の教育委員会は、「原発事故後、避難生活や屋外生活の制限が長く続いたことによる運動不足やストレスが原因」とみているそうです。
それだけでしょうか?
運動不足やストレスに加え、お食事の偏り=糖質過多の食生活も肥満大きな原因となっているのではないか・・・と私は強く思っています。
(明日に続きます)
昨日の新聞の見出しに、「原発事故後 福島の子 肥満急増」の文字。
胸が痛くなりました。
皆様は、この記事をお読みになりましたか?
文部科学省が発表した今年度の学校保健統計調査によりますと・・・
男女を合わせた肥満の比率は、
5-9歳の各年齢で全国で最も高く1位、10歳と11歳も2位。
特に、
男子は6歳が11.42%に(2010年は6.18%)
女子は8歳が14.61%に(2010年は8.11%)
と、急増しているようです。
福島県の教育委員会は、「原発事故後、避難生活や屋外生活の制限が長く続いたことによる運動不足やストレスが原因」とみているそうです。
それだけでしょうか?
運動不足やストレスに加え、お食事の偏り=糖質過多の食生活も肥満大きな原因となっているのではないか・・・と私は強く思っています。
(明日に続きます)
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