メディカルサロン ナチュラルデンティストリー Blog
2016年6月 4日 土曜日
「アンチエイジング医学」と「従来の医学」の違い
皆様、こんにちは。
メディカルサロンナチュラルデンティストリーです。
テレビや雑誌で、アンチエイジングという言葉を目にする機会も増えてきました。
それはそれで、嬉しいこと。
でも、まだまだ「アンチエイジング医学」という学問が医療として広く普及するというところまで、至っていません。
アンチエイジング医学はこれまでの医学とは全く異なる学問。
これまでの医学に対する既成概念をいったん離れ、頭を切り替えて取り組む必要があるんです。
今日は、「アンチエイジング医学」と「従来の医学」は何が違うのかをお伝えしたいと思います。
私たち医師が医学部で学んだ医学は、いわゆる「従来の医学」。
University medicineともConventional medicineとも呼ばれることも。
また、Main stream medicineともAllopathic medicineとも呼ばれることもありますね。
この従来の医学は「病気の医学」。
「疾患概念」を大切にし、その概念のもとに病気が存在するという考え方を取ります。
まず、病気を診断すること、そして、それぞれの病気に対して特化した治療法を行っていくというのが、大きな流れ。
高血圧なら高血圧の薬、糖尿病なら糖尿病の薬という具合に、それぞれの病気に対して使える薬が決まっているというのも大きな特徴です。
症状医学というくらいで、患者さんが飲んでいる薬を見るだけで、病状や診断が推測できてしまいます。
また、病院に行くのは(私たち医師が皆様と出会うのは)、病気になってから、もしくは病気を疑ってから、というのがほとんど。
病気の早期発見のための検診も、残念ながら「病気の医学」に基づく発想です。
一方、アンチエイジング医学の対象は、病気ではなく「健康」です。
本来、健康な人もそうでない人も、すべての人にとってhealth plan(健康への取り組み)は必要なもの。
ですから、「病気の医学」では基本的に病気の人が対象となるのと大きく異なり、「アンチエイジング医学」は健康な人も含めたすべての人がその対象となります。
そして、アンチエイジングという名の通り、体全体のエイジングに介入し、自らエイジングを調整していくことが大きな目標となります。
私自身は、アンチエイジングとは「健康の質を改善し、意図的に生きること」と考えます。
意図的に生きるとは、注意深くライフスタイルを選択するということ。
何を食べようか、休日に何をしようか、どんな言葉を口にしようか、どんな気持ちで一日を過ごそうか、何を買おうか、誰と一緒に過ごそうか・・・
私たちは、自分の意志で多くの事柄を選択できます。
アンチエイジング医学に基づく正しい知識をもとに、ライフスタイルを注意深く選択し、実践していくこと。
これが「アンチエイジングの王道」です。
この小さな積み重ねが私たちの健康状態を大きく左右し、幸せや豊さにも影響を及ぼします。
あなたも私たちとともにアンチエイジングを始めてみませんか?
当院では、6月18日から本院(愛知)および分院(京都)で「アンチエイジング入門講座」を開催しています。
皆様のご参加をお待ちしております。詳しくはHPをご覧ください。
メディカルサロンナチュラルデンティストリーです。
テレビや雑誌で、アンチエイジングという言葉を目にする機会も増えてきました。
それはそれで、嬉しいこと。
でも、まだまだ「アンチエイジング医学」という学問が医療として広く普及するというところまで、至っていません。
アンチエイジング医学はこれまでの医学とは全く異なる学問。
これまでの医学に対する既成概念をいったん離れ、頭を切り替えて取り組む必要があるんです。
今日は、「アンチエイジング医学」と「従来の医学」は何が違うのかをお伝えしたいと思います。
私たち医師が医学部で学んだ医学は、いわゆる「従来の医学」。
University medicineともConventional medicineとも呼ばれることも。
また、Main stream medicineともAllopathic medicineとも呼ばれることもありますね。
この従来の医学は「病気の医学」。
「疾患概念」を大切にし、その概念のもとに病気が存在するという考え方を取ります。
まず、病気を診断すること、そして、それぞれの病気に対して特化した治療法を行っていくというのが、大きな流れ。
高血圧なら高血圧の薬、糖尿病なら糖尿病の薬という具合に、それぞれの病気に対して使える薬が決まっているというのも大きな特徴です。
症状医学というくらいで、患者さんが飲んでいる薬を見るだけで、病状や診断が推測できてしまいます。
また、病院に行くのは(私たち医師が皆様と出会うのは)、病気になってから、もしくは病気を疑ってから、というのがほとんど。
病気の早期発見のための検診も、残念ながら「病気の医学」に基づく発想です。
一方、アンチエイジング医学の対象は、病気ではなく「健康」です。
本来、健康な人もそうでない人も、すべての人にとってhealth plan(健康への取り組み)は必要なもの。
ですから、「病気の医学」では基本的に病気の人が対象となるのと大きく異なり、「アンチエイジング医学」は健康な人も含めたすべての人がその対象となります。
そして、アンチエイジングという名の通り、体全体のエイジングに介入し、自らエイジングを調整していくことが大きな目標となります。
私自身は、アンチエイジングとは「健康の質を改善し、意図的に生きること」と考えます。
意図的に生きるとは、注意深くライフスタイルを選択するということ。
何を食べようか、休日に何をしようか、どんな言葉を口にしようか、どんな気持ちで一日を過ごそうか、何を買おうか、誰と一緒に過ごそうか・・・
私たちは、自分の意志で多くの事柄を選択できます。
アンチエイジング医学に基づく正しい知識をもとに、ライフスタイルを注意深く選択し、実践していくこと。
これが「アンチエイジングの王道」です。
この小さな積み重ねが私たちの健康状態を大きく左右し、幸せや豊さにも影響を及ぼします。
あなたも私たちとともにアンチエイジングを始めてみませんか?
当院では、6月18日から本院(愛知)および分院(京都)で「アンチエイジング入門講座」を開催しています。
皆様のご参加をお待ちしております。詳しくはHPをご覧ください。
投稿者 滝歯科医院