メディカルサロン ナチュラルデンティストリー Blog
2013年12月28日 土曜日
予防について
皆様、こんにちは
今日は私たちのクリニックにとって、とても大切なテーマである「予防」についてです。
予防は皆様ご存知の通り、病気の経過に従い1次予防、2次予防、3次予防に分類されています。
病気の発症予防、例えば健康教育や予防接種、フッ素塗布などは1次予防と言います。
病気の早期発見、早期治療で、健診などは2次予防。
病気になって、リハビリが3次予防。
さらにもう一つ大切な予防の概念があって、それを「4次予防」と言います。ベルギーの家庭医である、ジャムール先生が唱えているものです。彼は患者の視点と医師の視点から予防を分類しました。
患者は自分を病気と感じていないし、その患者に医師も疾病を認めない。ーー1次予防
患者は自分を病気と感じていない、しかし医師はその患者に疾病を認めた。ー2次予防
患者は自分を病気と感じている、医師もその患者に疾病を認めた。ーーーーー3次予防
患者は自分を病気と感じている、しかし医師はその患者に疾病を認めない。ー4次予防
つまりジャムール先生が言う「4次予防」とは、何となく不調であるだけの患者に対し、疾病があるかの如く扱って、投薬や治療をしてしまうことを厳に慎むことを指します。
あるいは、日常の当たり前の出来事を捉えて新たな病気を創造してしまったり、あるいは病気の押し売りがこれに該当します。
不安を煽る健康教育、不必要な予防接種、画一的な健診、誤診、過剰医療などから、如何に多くの健康被害が生み出されていることか。これらから患者を守る事も「4次予防」であるとジャムール先生は述べています
この4次予防、quaternary preventionとキーワードを入れると世界中のサイトが出てきますが、なぜか日本語での記述は見つかりません。日本の医療に不都合な言葉なのでしょうか。
今日は私たちのクリニックにとって、とても大切なテーマである「予防」についてです。
予防は皆様ご存知の通り、病気の経過に従い1次予防、2次予防、3次予防に分類されています。
病気の発症予防、例えば健康教育や予防接種、フッ素塗布などは1次予防と言います。
病気の早期発見、早期治療で、健診などは2次予防。
病気になって、リハビリが3次予防。
さらにもう一つ大切な予防の概念があって、それを「4次予防」と言います。ベルギーの家庭医である、ジャムール先生が唱えているものです。彼は患者の視点と医師の視点から予防を分類しました。
患者は自分を病気と感じていないし、その患者に医師も疾病を認めない。ーー1次予防
患者は自分を病気と感じていない、しかし医師はその患者に疾病を認めた。ー2次予防
患者は自分を病気と感じている、医師もその患者に疾病を認めた。ーーーーー3次予防
患者は自分を病気と感じている、しかし医師はその患者に疾病を認めない。ー4次予防
つまりジャムール先生が言う「4次予防」とは、何となく不調であるだけの患者に対し、疾病があるかの如く扱って、投薬や治療をしてしまうことを厳に慎むことを指します。
あるいは、日常の当たり前の出来事を捉えて新たな病気を創造してしまったり、あるいは病気の押し売りがこれに該当します。
不安を煽る健康教育、不必要な予防接種、画一的な健診、誤診、過剰医療などから、如何に多くの健康被害が生み出されていることか。これらから患者を守る事も「4次予防」であるとジャムール先生は述べています
この4次予防、quaternary preventionとキーワードを入れると世界中のサイトが出てきますが、なぜか日本語での記述は見つかりません。日本の医療に不都合な言葉なのでしょうか。
投稿者 滝歯科医院