メディカルサロン ナチュラルデンティストリー Blog
2013年1月 6日 日曜日
癌悪液質における栄養サポート
皆様、こんにちは。
このところ、ようやく日本でも、癌悪液質における栄養サポートが注目されるようになってきています。
特に、悪液質の程度が軽度で可逆的な前悪液質(pre-chachexia)の段階では、適切な栄養管理ができているかが予後の命運を分けます。
なお、2011年のLancet oncologyによれば、
前悪液質とは、
過去6カ月以上にわたって体重減少は5%未満で、耐糖能異常や食欲不振を伴う状態
を定義しています。
癌をお持ちの方には、出来ることなら体重減少が起きる前、一刻でも早い段階からの栄養療法への取り組みをお勧めします。
なお、予後の予測には、Glasgow prognostic score(GPS)も大いに参考になります。
これは、CRPとアルブミンによる、炎症と栄養状態を指標にしたもの。
ご自身の血液検査データをご覧いただき、
CRP≦1.0mg/dL(できれば0.5mg/dL) かつ アルブミン≧3.5g/dL
を目指してください。
その他にも、以前にこのブログでもご紹介したPNI (prognostic nutritional index)なども有用な指標です。
こちらは、血清アルブミン値や末梢血総リンパ球数に基づくもの。
当クリニックでは、オーソモレキュラー栄養療法を行っています。
癌治療をはじめ、どんな治療を受けていても、まず基本となるのはご自身の栄養状態です。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
このところ、ようやく日本でも、癌悪液質における栄養サポートが注目されるようになってきています。
特に、悪液質の程度が軽度で可逆的な前悪液質(pre-chachexia)の段階では、適切な栄養管理ができているかが予後の命運を分けます。
なお、2011年のLancet oncologyによれば、
前悪液質とは、
過去6カ月以上にわたって体重減少は5%未満で、耐糖能異常や食欲不振を伴う状態
を定義しています。
癌をお持ちの方には、出来ることなら体重減少が起きる前、一刻でも早い段階からの栄養療法への取り組みをお勧めします。
なお、予後の予測には、Glasgow prognostic score(GPS)も大いに参考になります。
これは、CRPとアルブミンによる、炎症と栄養状態を指標にしたもの。
ご自身の血液検査データをご覧いただき、
CRP≦1.0mg/dL(できれば0.5mg/dL) かつ アルブミン≧3.5g/dL
を目指してください。
その他にも、以前にこのブログでもご紹介したPNI (prognostic nutritional index)なども有用な指標です。
こちらは、血清アルブミン値や末梢血総リンパ球数に基づくもの。
当クリニックでは、オーソモレキュラー栄養療法を行っています。
癌治療をはじめ、どんな治療を受けていても、まず基本となるのはご自身の栄養状態です。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
投稿者 滝歯科医院